親知らず|文京区千石駅の歯科、歯医者|片桐デンタルオフィス千石

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親知らず

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親知らず

親知らずとは永久歯の1番最後に生えてくる歯になります。
一般的には10代後半〜20代の年齢で生えてきますがもっと遅い人や、すでに生えている永久歯にぶつかって埋まったまま生えてこない人、生まれつき親知らずがない人もいます。

親知らずによるさまざまな症状

腫れ

磨きにくいことによりプラークと言われる汚れがたまり歯肉に炎症を起こし腫れたり膿がたまったりします。腫れが大きくなると頬まで腫れたり口が開けづらくなることもあります。

痛み

親知らずの痛みは原因によって分かれます。横向きの親知らずの場合、親知らずだけではなく手前の永久歯までむし歯になるケースがあります。歯肉の炎症による痛みは腫れと併せて生じるので上記のとおり膿みがたまったり痛くて口が開けづらくなることがあります。

頭痛、肩こり

親知らずによる歯肉の炎症の場合、頬粘膜にまで炎症が波及し隙に入ったりすると頭痛や肩こりなどが生じることがあります。

よくあるご質問

親知らずって抜いた方がいいの?
まっすぐ生えていてむし歯や歯周病もない健康な親知らずであれば必ずしも抜歯する必要はありません。ただし、斜めや横向きの親知らずでむし歯や腫れるリスクの高いもの、歯並びに影響を与えうるものについては抜歯することをお勧めいたします。一方、歯の移植等に使えることもあり、場合によっては抜かずにとっておいた方が良いこともありますのでご相談下さい。
抜いたあとどれくらい腫れるの?
まっすぐ生えている親知らずであれば腫れと痛みはそれほど出ないことが多いです。歯肉に埋まっているものについては3日程度の腫れや痛みが出るとお伝えしていますが個人差があります。当院では口腔外科認定医がなるべく侵襲の少ない抜歯を行っております。
抜いたあとのリスクはあるの?
術後の腫れや痛みに対しては鎮痛薬および抗菌薬にて対応します。また、上顎での親知らずの抜歯において、上顎にある上顎洞という空洞と親知らずとの間の骨が薄い場合に穴が開くリスクがあります。この場合、適切な処置を行えば多くは自然に閉鎖しますが、まれに上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)が起きることがあります。この場合も適切に処置を行います。下顎の親知らずの場合は下歯槽神経という神経と近接していることがあります。この神経に何らかのダメージがあった場合、まれに下歯槽神経麻痺が生じることがあります。通常は投薬によって改善することがほとんどですが、治癒までの期間には個人差があります。当院では神経との近接が予想される場合、CTにて正確な位置を把握することが可能です。
抜歯当日に気を付けることは?
抜歯当日は血行が良くなること(飲酒、運動、入浴)は避けていただきます。なお、シャワー程度でしたら問題ありません。また抜歯当日は強いうがいは避けて下さい。抜歯を行ったあと、通常、抜歯窩(歯を抜いた穴)は血餅(血液が餅のように固まったもの)で満たされ治癒していきます。しかし、この血餅が十分に形成されなかったり強いうがいなどで脱落すると、ドライソケット(歯槽骨が露出し、しみるような強い痛みが伴うこと)が生じることがあります。この場合は適切に対応いたします。
抜歯するのに恐怖心が強いのですが?
当院では歯科麻酔専門医によるリラックス麻酔(静脈内鎮静法)をしながら抜歯を行うことが可能となっております。まずはお気軽にご相談下さい。